無線LANルーター(Wi-Fi)って、たくさんの商品があって選ぶのに苦労しますよね。
クチコミや店員さんのアドバイスで選ぶ方が多いですが、本当にこの商品で大丈夫?と不安になる方もいます。
そこで、いろいろな無線LANルーターをふだん設定している管理人KEIが、2020年現在のおすすめ無線LANルーターをご紹介します。
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無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の失敗しない選び方
無線LANルーター選びに失敗しないため、2つのポイントを押さえます。
①どんな環境で利用するのか?
ワンルーム、2階建て、3階建て、木造、鉄筋など利用環境によって選ぶ無線LANルーターが変わってきます。
②接続台数は何台なのか?
Wi-Fiを同時に何台も利用することがあるなら、それなりの無線LANルーターを選ぶ必要があります。
この2つに加えて、できればAPモード(メーカーによってはブリッジモード)スイッチが付いている商品がおすすめです。
「auひかり」などは、APモード(またはブリッジモード)スイッチが付いていれば、そのモードにスイッチを入れるだけで無線LANルーター親機側の設定も完了になります。つまり設定が楽です。でも必須とまではいいません。
ワンルームや平屋(木造)におすすめの無線LANルーター
比較的狭い範囲で、接続台数も少ない方はこのクラスをおすすめします。
大体木造の平屋(2LDKくらい)1人~2人で利用する方におすすめな無線LANルーターです。
【1】NEC Aterm WG1200CR
ac規格対応でコンパクトなボディ、見た目もかわいらしい無線LANルーターです。
ただし、PA-WG1200CRは有線LAN接続端子が一つなので、有線LANを複数の機器で使う方は注意が必要です。(例)パソコンとテレビなど
対応規格 | IEEE802.11ac / n / a / g / b |
アンテナ数 | 5GHz (2本送信・2本受信)、2.4GHz (2本送信・2本受信) |
無線速度 | 最大866Mbps(IEEE802.11ac) |
有線LAN速度 | 1000Mbps/100Mbps |
2階建(木造)やマンション(3LDK)でおすすめな無線LANルーター
複数人で利用する方はこのクラスの無線LANルーターをおすすめします。お客様もこのクラスを選ばれる方が多いです。
【2】TP-Link Archer AX10
Archer AX10はいわゆる標準モデルと言われるものです。3~4人で利用する方におすすめです。
コストパフォーマンス最強と言っても過言ではありません。最新のWi-Fi6(11ax)にも対応したモデルです。
Archer AX10を現在私は利用していますが、純正のNURO光無線より速くなりました。
ただし、下の写真(アップルペンシルとの比較)にあるように、横置きになるので幅を取ります。(※壁掛けなら縦にすることは可能です)
→【レビュー】TP-Link AX10 は低価格なのに 速いWi-Fi6対応無線LANルーター
対応規格 | IEEE802.11ax /ac / n / a / g / b |
アンテナ数 | 5GHz(2本送信・2本受信)、2.4GHz(2本送信・2本受信) |
無線速度 | 最大1201Mbps(IEEE802.11ax) |
有線LAN速度 | 10M/100M/1000Mbps |
3階建、とにかく快適さを求める方におすすめの無線LANルーター
ここからは、高機能モデルです。
4~6人で同時に利用することが多く、とにかく速さと安定を求める方はこのクラスがおすすめです。「一番いいのください~」と言うとこのクラスが紹介されます。
アンテナの数もこのクラスから多くなってきます。余裕があれば選びたいモデルです。ここを選んでおけば、外れは少ないのではないでしょうか?
とにかく後悔したくない!性能を重視する!無線LANルーターをという方はこちらになります。
【3】BUFFALO AirStation WSR-2533DHP3
AirStation WSR-2533DHP3は、バッファロー社の家庭用ルーターでは上位クラスのルーターになります。
従来のモデルWSR-2533DHPより強力なCPU(頭脳)を搭載して、最大スループット(処理する能力)が上がりました。
デザインもかっこいいですね!
対応規格 | IEEE802.11ac / n / a / g / b |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz 4本(内蔵) |
無線速度 | 最大1733Mbps(IEEE802.11ac) |
有線LAN速度 | 最大1000Mbps |
CPU | デュアルコア |
【4】NEC Aterm WG2600HP3
Aterm WG2600HP3はNEC社の家庭用ルーターで上位モデルになります。
評判の高かった従来のモデルWG2600HP2に比べて、快適通信エリアが約21%、データ転送速度も最大32%も拡大したモデルになります。
対応規格 | IEEE802.11ac / n / a / g / b |
アンテナ数 | 5GHz :送信4 ×受信4 2.4GHz :送信4 ×受信4 |
無線速度 | 最大1733Mbps(IEEE802.11ac) |
有線LAN速度 | 100M/1000Mbps |
CPU | デュアルコア![]() |
ちなみにわたしは、NEC Aterm WG2600HP3の初期モデルNEC Aterm WG2600HPを利用していました。
以上がおすすめの無線LANルーターでした。
Wi-Fの周波数
無線LANルーターの電波には2つの種類(周波数)があります。
2.4GHz(無線通信規格11ax/11n/11g/11bの電波)
特徴:障害物に強い、電波干渉のリスクが高い
5GHz(無線通信規格11ax/11ac/11n/11aの電波)
特徴:電波干渉のリスクが低い、11axや11acは速い
ほとんどの無線LANルーターは2種類の電波が出ていますが、2.4GHzの電波だけ対応しているものもあります。
速い通信速度をご希望なら、11axか11acの電波とつないでください。
Wi-Fi子機は11ac(5GHz)対応を!
スマホやパソコンの中には11axや11ac(5GHz)電波に対応していない(受信できない、電波が見えない)ものがあります。
そうすると、せっかく11axや11ac対応の無線親機を買っても、速さを体験できない宝の持ち腐れになってしまうわけです。
その場合はパソコンなら、11axや11ac対応の無線子機を装着すれば利用できます。
コンパクト重視の方
速度重視の方
子機もアンテナ数によって速度が変わります。
発売初期の無線LANルーターは不具合が発生しやすい
無線LANルーターは新しいモデルだったらなんでも優れているというわけではありません。発売されてすぐは不具合が発生しやすいです。
もし不具合が見つかると「ファームアップデート」(更新)されますが、そうやってようやく無線LANルーターが安定していきます。
それで購入する時は、不具合がでていないかなど、購入された方のクチコミなどを調べることをおすすめします。※今回紹介した商品については、クチコミをみたり私が実際に設定したことがある商品を選んでいます。
まとめ
いろいろなメーカーの無線LANルーター(Wi-Fiルーター)がある中で、私が購入するなら!という観点で商品を選びました。
結果Buffalo社製とNEC社製が多くなってしまいましたが…
もちろん他社の無線LANルーターが悪いというわけではありません。ただこれまでのいろいろな無線LANルーターを設定をしてきた中で、個人的にこの2社の製品が全体的に親切な設計で、接続方法も簡単と感じています。
皆さんに合った無線LANルーターがみつかることを願っています。
それでは、また!