わたしもADSLのインターネットを10年以上利用していました。現在は光回線に変えましたが、いまでも実家はADSLを利用しています。
速度ってどのくらい出るのか気になられる方が多いと思いますので、今回は実家のADSLをもとに速度や料金、注意点など取り上げたいと思います。
Yahoo! BB ADSLは、2019年2月28日(木)をもって、新規お申込みが終了しました。
2020年3月以降、一部地域から順次終了し、2024年3月末に提供終了となります。
ADSLってなに?
そもそもADSLってなに?という話なのですが、簡単に言うと、家庭にあるアナログ電話回線を使って行うインターネット通信のことです。
電話回線さえあれば、電話回線の権利を持っていなくてもADSLは利用できます。(この点については後ほど)
メリット
- 利用料金が安い
- 申込みから短期間で利用できる
デメリット
- 電話回線を利用するのでNTTの交換局から自宅まで離れていると利用できない(または通信が遅い)
- 利用場所の環境に通信が左右される
- 場合によっては工事が必要
- 自宅にある保安器という機器が古いと交換が必要
ADSL契約前の準備
① 線路情報開示システム
デメリットに挙げたように、ADSLを利用するにあたってNTTの交換局と自宅の距離を知っておくことは大切です。
距離が離れていると申込みできない、できても通信が遅いということがあります。逆に、近ければ近いほど快適に使える可能性が高くなります。
では距離ってどう測るの?となるんですが…
もちろん距離を測るといっても難しくはありません。NTTが提供する『線路情報開示システム』ページで電話番号を入力すれば距離を計算してくれます。
東日本と西日本では計算するページが違いますのでご注意ください。
現在自宅の電話番号がない方は近くのお店の電話番号を入力して大体の距離を測ってみてください。
東日本にお住いの方
西日本にお住いの方
②ADSL予想速度判定
次は『線路情報開示システム』で表示された距離(線路距離長)を『ADSL予想速度判定』に入力して測定してみてください。目安ですが予想速度が出てきます。
実際の速度の公開
ここからは、実際に実家のADSLを測ってみた結果です。参考してみてください。
速度は場所や時間帯などでも変わってきますが、ヘビーユーザーでない両親は現在不自由なく使っています。
ADSLの実際の速度
場所:西日本エリア
線路距離長(距離):510m
予想速度判定:9-12M
実際の速度:7.86M
プロバイダ:YahooBB バリューコース12M
電話回線がないと使えない?
先ほど述べましたが、自宅の電話を契約していない方もADSLを利用することができます。
自宅にモジュラージャック(電話線を差し込むコネクタ)があればそれをADSL専用回線として利用します。
モジュラージャックがない
モジュラージャックがないと、工事が必要になります。
その場合は、工事不要で完全定額使い放題の「Softbank Air」という商品があります。
→ SoftBank Air
設定もコンセントに挿すだけとどなたでもできます。
ソフトバンクの電波が届くエリアなら、家だけでなく出先でも利用することも可能なので、使い方によっては携帯のデータープランを節約することも可能です。しかもキャッシュバックもついてきます。
ADSL料金
現在、新規で申込みはできません。
固定電話をお持ちの方あと固定電話をお持ちでない方で料金は変わりますので詳しくは公式ページよりご確認ください。
ヘビーユーザでなく、長く使う予定の方でしたら候補に挙げても良いプランだと思います。
ソフトバンク携帯を利用の方はさらにお得
YahooBBバリュープランにはセット割があります。
対象となる方はソフトバンク携帯のユーザーさんです。
家族でソフトバンクを利用している方は結構大きい金額になりますね。
まとめ
価格重視で、そんなに速度を求めない方ならADSLはありだと思います。なんといってもADSLは価格が魅力的です。
ただし、Yahoo! BB ADSLは、2019年2月28日(木)をもって、新規お申込みが終わってしましました。
光回線でも安いところもあります。enひかりとNURO光です。
下記のページにてご確認ください。