amazon music 3か月99円で音楽聞き放題
Wi-Fi

Wi-Fiの規格一覧 Wi-Fiの歴史を振り返ってみた

Wi-Fiを調べていると、11aや11g,11ac…こんな記号のようなものを見ることがあるかもしれません。

これは、IEEE802委員会という組織がつくった、無線LANの規格の名前を指しています。

本来はIEEE802.11~(あいとりぷるいー)という文字その前につくんです。(例)IEEE802.11aやIEEE802.11gなど

でも、短縮して11gとか11acとか言われますね!

2018年版 プロがおすすめする無線LANルーター(Wi-Fi)無線LANルーター(Wi-Fi)って、たくさん商品があって選ぶのに苦労しますよね。 クチコミや店員さんのアドバイスで選ぶ方が多いで...

Wi-Fiの歴史

いまでは信じられないかもしれませんが、無線の出始めは、同じメーカー同士じゃないと使えなかったんです。例えるなら、iPhoneを無線を使いたいと思ったら、アップルの無線親機がいるという感じです。※あくまでも例えです

でもそれは不便だということで、世界的な無線規格が登場するようになりました。たとえば

  • AWA(Advanced Wireless Accessの略称)
  • HomeRF(ほーむあーえふ)
  • Wi-Fi(わいふぁい)

などです。

そこで勝ち残ったのが「Wi-Fi」で、無線の世界標準規格になったわけです。

現在ではあまり意識しませんが、Wi-Fi規格に対応した機器を使っているので、どの端末でもメーカーを気にすることなく無線通信が利用できているんです!

Wi-Fi規格の名前、速度、周波数のまとめ

これまでに、多くのWi-Fi規格が登場しました。これから登場予定のWi-Fi規格もあります。

まずはWi-Fi規格の名前速度周波数のまとめです。登場順に並べてみました。

規格名最大通信速度周波数
IEEE802.112Mbps2.4GHz
11b11Mbps2.4GHz
11a54Mbps5GHz
11g54Mbps2.4GHz
11n600Mbps2.4GHz/5GHz
11ac6900Mbps5GHz
11ax10000Mbps強5GHz

速度面はどんどん速くなっているのがわかりますね。

でも周波数は、2.4GHzか5GHzのいずれかになっています。

これには理由があります。

通常、電波を利用するには免許が必要になります。でも2.4GHz/5GHz帯は条件をクリアした機器を使えば、免許が必要ない、つまりだれでも使える電波なんです!それで、2.4GHzか5GHzが使われているんです。

でも今後登場予定の新しい規格では、60GHzや920GHzという周波数帯が使われるかもしれません!

IEEE802.11(2.4GHz)

1997年に初めて標準無線LAN規格がつくられました。それが、IEEE802.11です。しかし、速度が2Mbpsというのは決して速いと言えるものではありませんでした。

ちなみに初期の無線LANカードは1台十万円、アクセスポイントも数十万円という金額でした!高いですよね~

IEEE802.11b(2.4GHz)

この11b規格は、速度がこれまでの約5倍11Mbpsになります。そしてなんといっても、11b対応の無線LAN製品が低価格で商品化されたことで、Wi-Fiが普及していくことになります。

apple製:無線LANカード 12,800円、アクセスポイント 37,800円 出典:apple

メルコ製:無線LANカード 26,800円、アクセスポイント 54,800円  出典:Buffalo

今と比べるととんでもなく高いですが、それでも当時はすごいものが出たという感覚だったようです。

IEEE802.11a(5GHz)

周波数5GHzをつかって54Mbpsという速度を持たせたのが、11a規格です。2.4GHzよりも混雑が少ない周波数で、しかも高速に通信できるようなったのは大きな一歩でした。

IEEE802.11g(2.4GHz)

2003年に登場する11gは、スピード面で劣っていた部分を改良し、2.4GHzでも11aと同じ速度54Mbpsになりました。Windows XP時代には大変お世話になった規格です。

IEEE802.11n(2.4GHz/5GHz)

そして、現在2.4GHzでメインとして利用される11n規格の登場です。これまでの54Mbpsから300~600Mbpsへと大幅に速度がアップします。

どうしてこんなに速度が速くなったのか…。それは2つの技術が関係しています。

  • チャンネルボンディング

2つのチャンネル帯域を束ねることで、通信速度を上げる技術です。通常20MHzの帯域幅のところ倍の40MHzで通信することで約2倍の速度を出すことができます。

  • MIMO

複数のアンテナ(ストリーム)を使って、データを同時に送ることで通信速度を上げる技術です。例として

  • 1ストリーム(送信 1 本 受信 1 本)
  • 3ストリーム(送信 3 本 受信 3 本)
  •  4ストリーム(送信 4 本 受信 4 本)

11nの速度を表にしてみると(2.4GHz/5GHz)ともに下の表のようになります。

ストリーム帯域
20MHz40MHz
72.2Mbps150Mbps
144.4Mbps300Mbps
216.8Mbps450Mbps
288.9Mbps600Mbps

わたしが利用中の無線LANルーターのパッケージを見てみると、

無線LANルーターのパッケージ

最高速度450Mbpsと表記があるので、このルーターは3ストリーム、40MHzでの通信に対応しているということになります。

※11nは2.4GHzと5GHzで利用できますが、無線ルーターによっては11nでも5GHz未対応品があります。

IEEE802.11ac(5GHz)

現在最速なのは、5GHzで利用される11ac規格です。間違いなく5GHzで利用される今メインの無線規格と言えるでしょう。

11nの11.5倍の速さというとんでもない速度を出すことができます。ただ、規格上は6.9Gbps(6900Mbps)ですが、一般的には最大1733Mbps~433Mbpsというのが現状です。

IEEE802.11ax(5GHz)

11axはまだ最終的な仕様などは決まっていませんが、2019年に正式に規格化されるといわれています。

11axは電波の干渉しているエリアでも快適に利用できるようになる規格で、省電力にも効果があると言われています。Wi-Fiはまだまだ進歩していくようですね!

さいごに

初期のWi-Fiスピード、価格をみると、今がどれだけ便利になったかわかりますよね!

正直、あまりWi-Fiの規格とかは意識せずに利用されていると思いますが、こんな歴史があるんです。便利に使えるように動いてくれた先人たちの努力に本当に感謝です!

2.4GHzと5GHzどっちを使うと良いのかは下の記事を参考になさってください!

wifiのSSID「a」と「g」の違いって?どっちにつなげるのがいいの?実際に計測してみましたWi-Fiの電波に「a」や「g」と表示されていて、どちらにつないだら良いのか迷われていませんか?実はそれぞれの電波に得意不得意があります。それらを記事で説明しています。またそれぞれの電波についても検証しています。...

それでは、また!

ネット回線はどこがお得?