(レビュー)TP-Link RE605XのメッシュWi-Fi設定方法 RE505Xとの違いは?【PR】

くまくん

僕の部屋Wi-Fiが届かないんだけど…

一部の部屋だけインターネットが遅い…、Wi-Fiが途切れる…といった悩みをお持ちですか?

そんな時の1つの解決策が「中継機」になると思いますが、今回TP-LinkさんにWi-Fi6対応中継機を提供していただいたので、その機器をご紹介したいと思います。

以前のTP-Link RE505Xから、更にパワーアップしたTP-Link RE605Xになります。

RE605X 総合評価(星4.46)
価格コム(星4.37)
アマゾン(星4.30)
ヤフーショッピング(星4.67)
ヨドバシカメラ(星4.50)
2021.10月現在の評価
RE605Xサムネイル
TP-LINK
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TP-Link RE605Xの特徴

TP-Link RE605Xの特徴

  • 中継器
  • イーサーネットコンバータ
  • アクセスポイント(ブリッジモード)
  • メッシュWi-Fi(OneMesh)

RE605Xはただの中継機ではありません。いろんな機能を持っています。

まずRE605XはWi-Fi6対応ですので、高速かつ同時接続に強い中継器になります。これによってWi-Fiの死角がより解消されます。※Wi-Fi6対応ルーターが必要

またイーサーネットコンバータとしても使用できます。RE605XにはLANポートが付いているので、RE605Xと無線ルーターをWi-Fiでつないで、それと無線機能がないパソコンなどをLANケーブルでつないで、インターネット接続ができるのです。

さらに別の使い方として、LANポートを親機のルーターとつないで、Wi-Fi6電波を出すアクセスポイント(ブリッジモード)としても使用ができます。

RE505Xのブリッジモード

そして、このTP-Link RE605XはメッシュWi-Fi(OneMesh)にも対応しています。

メッシュWi-Fi(OneMesh)についてはTP-Link公式ページにわかりやすく説明されています。

OneMeshについて

中継器だと、場所によって電波が切りかわるため途切れることがありますが、メッシュWi-Fiになると、電波を選びなおす必要がありません。家中どこでも同じ名前の電波で、電波入る場所なら途切れることなく利用できます。※メッシュWi-Fiを利用するにはOneMesh対応の無線ルーターが必要です

RE605XとRE505Xの違い

くまくん

前のモデルRE505Xと何が変わったの?

以前のモデルRE505Xと新型のRE605Xは、サイズやデザインは全く同じで見分けがつかないですが、何が変わったのでしょうか?以下の点が変わりました。

機能向上

  • 2GHzのWi-Fi6対応
  • 上記に伴い2GHz帯の最高速度がアップ

2GHzのWi-Fi6対応

Wi-Fi6は、高速超低遅延同時接続に強いと良いことつくしの規格ですが、その規格に2GHz帯も対応しました。

一般的に2GHz帯は障害物に強いので、電波が遠くまで届きますが、5GHz帯は障害物に弱いため遠くまで届きませんが、速度が速いです。

RE505Xでは5GHz帯のみWi-Fi6対応だったので、Wi-Fi6の恩恵を受けるには、5GHz帯の電波が届く場所に中継器を置く必要がありました。

しかし今回のRE605Xは、より遠くまで飛ぶ2GHz帯にもWi-Fi6が対応したことで、中継器を設置できる範囲が増えるようになります。※もちろん、5Ghz帯でつないだほうが速度は出るので、5GHz帯で接続できるならそちらのほうが良いと思います。

システム要件

RE605Xは、メーカーサポートの切れたWindows98SE/NT/2000/XP/Vista に加えて、NetWare, UNIX, Linuxも公式サポートから外れています。これらのOSを利用されている方はご注意ください。

詳しい仕様の比較(赤字が変更点)

RE605X RE505X
ポートギガビットポート × 1ギガビットポート × 1
ボタンWPSボタン, ResetボタンWPSボタン、リセットボタン
消費電力10W10W
寸法(幅 X 奥行き X 高さ)74.0×46×124.8 mm74.0×46×124.8 mm
アンテナ外部アンテナ×2外部アンテナ × 2
ワイヤレス規格IEEE 802.11a/n/ac/ax 5GHz,
IEEE 802.11b/g/n/ax 2.4GHz
IEEE 802.11a/n/ac/ax 5GHz,
IEEE 802.11b/g/n 2.4GHz
周波数範囲2.4GHz 及び 5GHz2.4GHz および 5GHz
信号レート574 Mbps (2.4GHz), 1201 Mbps (5GHz)300 Mbps (2.4GHz)、 1200 Mbps (5GHz)
ワイヤレス機能Wi-Fiのオン/オフ、 ワイヤレス統計Enable/Disable Wireless Radio, Wireless Statistics
OneMesh(メッシュWi-Fi)対応対応
ワイヤレスセキュリティ64/128-bit WEP, WPA/WPA-PSK2 暗号化64/128-bit WEP, WPA/WPA-PSK2 暗号化
システム要件Windows 7, 8, 8.1, 10, MAC OSMicrosoft Windows 98SE/NT/2000/XP/Vista™/7/8/8.1/10
MAC OS, NetWare, UNIX, Linux
RE605XとRE505Xの違い

よくある質問

RE605Xの接続台数はどのくらいですか?

接続台数については親機ルーターに依存します。例えばTP-Link AX20と接続したときは36台が目安になります。(TP-Linkサポートに確認済み)

他社Wi-FiルーターとOneMesh接続できますか?

いいえ。 TP-Link社のOneMesh対応機のみ接続ができます。 

同じTP-Link社でも、DecoメッシュWi-FiシリーズとはメッシュWi-Fi接続できません

他社Wi-Fiルーターの中継器として利用できますか?

はい。 他社製ルーターやOneMesh非対応のルーターやアクセスポイントとも接続可能です。 ※OneMesh接続はできません

RE605XはWPA3対応ですか?

いいえ。64/128-bit WEP, WPA/WPA-PSK2に対応しています。

RE605Xを使えば、絶対今まで届かなかった場所で使えますか?

電波は、建築材料や物理的な障害物など障害物に左右されるため絶対とは言えません。これは他社の中継器でも同じです。でもRE605XはWi-Fi6対応のため、ルーターがWi-Fi6対応機であればより隅々まで届くようになります。

RE605Xのファームウェア(firmware)はどこで確認できますか?

公式サイト RE605Xファームウェアより確認できます。

RE605Xのマニュアル(説明書)をなくしました

執筆時点(2021年1月)でRE605Xのマニュアルは公式サイトにアップされていませんでした。ただし、RE505Xと同じマニュアルなのでそちらから確認できます。

→RE505Xの公式サイトよりダウンロード

RE605Xの設定方法

RE605Xを接続する場合、設定方法は3つあります。

初期設定は、Wi-Fiルーターの近くにRE605Xを設置して行うことをおすすめします。初期設定完了後、2階など設置場所に移動させてください。

方法1 Tetherアプリで設定

Tetherアプリで設定する場合、はじめにTP-LinkIDを取得する必要がありますが、その後RE605Xの管理するにとても便利です。

方法2 ウェブブラウザで設定

ウェブブラウザで設定は、SafariやGoogle Chrome、EDGEといったブラウザを使用して設定します。

STEP
RE605Xの電源を入れる
STEP
PCやスマホをRE605Xの電波につなげる
STEP
ブラウザ操作で192.168.0.254にアクセス
STEP
案内に従って設定する

この後詳細を紹介しています。

方法3 WPSボタンで自動設定

とりあえず簡単に接続であればこの方法が一番簡単です。Wi-FiルーターにWPSボタンがあればそれを使って設定します

STEP
ルーターのWPSボタンを押す
STEP
RE605X側のボタンを押す

2分以内にRE605XのWPSボタンを1秒ほど長押しします。LEDが点滅から点灯に変われば設定完了です

WPSボタン
STEP
Step2をもう一回

2.4GHzか5GHz片方のLEDしか点灯しない場合は、もう一度Step2を行います

以上です。

RE605Xのウェブブラウザでの設定方法の詳細

今回はウェブブラウザでの設定をご紹介します。

STEP
RE605Xの電源を入れる

コンセントにRE605Xを挿します

STEP
PCやスマホをRE605Xの電波につなげる

コPCやスマホの設定から「TP-Link_Extender」というSSID(Wi-Fiの電波名)に接続します

iphoneのWi-Fi設定画面
STEP
ブラウザ操作で「192.168.0.254」にアクセス

ブラウザ(SafariやGoogleChromeなど)の上部にあるアドレスバーに「192.168.0.254」と入力しアクセス後、初期パスワードを作ります

初期設定画面
初期設定画面2

初回設定時は「192.168.0.254」ですが、設定が完了すると自動的に別の番号(IPアドレス)になります。そのIPアドレスを確認したい時は、例えばTP-Link AX20なら、管理画面の左側「OneMesh」クリックし、「RE605X」をクリックするとIPアドレスを確認できます。

STEP
案内に従って設定する
① 拾える電波を探すスキャンが始まります
② Meshマークがついている2GHz電波(SSID)をクリック(メッシュWi-Fi接続の場合)
③ 2Ghz電波(SSID)のパスワードを入力
④ Meshマークがついている5Ghz電波(SSID)のパスワードを入力(メッシュWi-Fi接続の場合)
⑤ 最終確認画面
⑥ 設定完了です

これでメッシュWi-Fiの設定は完了です。簡単ですよね!

メッシュWi-Fiの設定と言っても、Meshマークがついている電波を選ぶだけなのでわかりやすかったです。

設定が終わったら、あとはWi-Fiの電波が届くところにRE605Xを設置するだけです。

RE605Xの速度測定をしてみました

実際のスピードを比較してみました。(検証機はSurface Laptop3 Wi-Fi6対応子機使用)

Wi-Fi親機近くでは450Mbps~540Mbps出ていましたが、電波がギリギリ届く場所へ移動して計測してみました。

ギリギリ届く場所で計測速度(3回計測し真ん中の数値を表示)
RE605Xなし29Mbps(23Mbps,34Mbps,29Mbps)
RE605Xを利用時(5GHz電波に接続)100Mbps(81Mbps100Mbps,120Mbps)
RE605Xを利用時(2GHz電波に接続)45Mbps(45Mbps.45Mbps,56Mbps)

参考までにRE605Xの近くで5Gbps電波の速度測定したところ160Mbps(120Mbps,160Mbps,180Mbps)でした。

RE605X中継することで、ギリギリ電波が届いていた場所でも速度が安定して伸びています。

また、今回はメッシュWi-Fiでつないでいるので、電波を切り替えることなく利用できました。これがやっぱり便利ですよね!

さいごに

前の機種も良かったですが、これから買うならさらにパワーアップしたのでTP-Link RE605Xがおすすめです。

ZOOMなど、オンラインミーティングをされている方で、電波の入りが悪く悩んでいる方には特におすすめします。

それでは また!

TP-LINK
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